紺色の栃木レザーの革財布をひらいたところ

栃木レザーの革財布「クアトロガッツ・のペケーニョ」のいま、です。ツルツルしはじめています~。


良い革を使っていると思うとお手入れへの心理的負担がありますが、油を塗るお手入れが不要なので、じつは気楽に使えるお財布だったりします。


お財布としてはだいぶ小さいので、二つ目のお財布として併用する人が多いそうですよ。

栃木レザーのお手入れの特徴と使い方による違い

クアトロガッツの小さいふ「ペケーニョ」を使い始めてから8カ月がたちました。

その間、雑誌「クロワッサン(2012年10月25日号)」や「DIME(2012-20号)」などに掲載されたり、フジフィルムとフォトブックカバーでコラボしたりとジワジワ”輪”が広がっている感じ♪

私の小さな財布の変化

ブログ掲載済みの以前の写真と比較してみます。革表面の照りがちょっとずつ出てきていますね♪ 傷も増えましたがツルっとなり始めています。

▼購入時のペケーニョ

クアトロガッツペケーニョ

▼4か月後のペケーニョ

栃木レザーを使ったクアトロガッツの革財布の小銭入れ

革財布をポケットに入れると早くエイジングする

でも実は私の財布のエイジングスピードはゆっくりです。理由はバッグインバッグに入れて持ち運んでいるから。

比較のために、クアトロガッツのスタッフさんのペケーニョの革表面をご紹介。赤です(写真が色飽和しています。すみません)。

赤色の栃木レザーの革財布

どれぐらい使ったかを忘れてしまいました。でもお財布を見せていただいた時に私のペケーニョと使用期間に差がないのに革の状態が違うのはなぜ!?と質問したハズ

なので赤い方のお財布の使用期間も数か月だったと思います。

紺色と赤色の栃木レザーの革財布を二つ並べて撮影した写真

この二つのお財布の違いはパンツのポケットに入れているかどうか、です。ジーパンの後ろポケットで圧迫や摩擦を受けるうちに、栃木レザーの内側の革自身の油分が表面にあがってくる。そのため短期間で綺麗な照りが出たのが赤い方のペケーニョです。

私のようにバッグに入れていると、圧迫や摩擦が少ないので油分が表面に出てくるようなエイジングには時間がかかります。

栃木レザーはオイルケア不要。革本来の油で十分

エイジング比較で触れたように、栃木レザーのベジタブルタンニンでなめした革には油分が残っています。

皮をなめすときに機械の強い力が加わると(流通している革製品はほとんどこちらの方法でなめされている)、油分は皮の外側に絞り出されてしまいます。これに対し、栃木レザーのように大きなプールに皮をつけるなめし方法だと、油分が絞り落されず革に残るということ。

だからクアトロガッツの小さい財布(栃木レザー使用)のお手入れには汚れ落としだけで十分ということになります。エイジングで味を出す油は革自身がもっているので補充不要というわけです。

革財布を使いたい。でも手入れできないから綺麗なエイジングも叶うまい、と思っている方もクアトロガッツさんの栃木レザーで作ったお財布なら楽しめますよ。オフタイムのサブのお財布として使う方が多いそうです♪

▼カード入れ付きの小さい財布「ペケーニョ」の内側がわかります
栃木レザーの小さい革財布@クアトロガッツ”ペケーニョ”の感想

▼ペケーニョを4か月使った感想
4か月後の感想「栃木レザーの小さい皮財布@クアトロガッツ」

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