三日前に堺の荒山公園に梅の写真を撮影しに行ってきました。

園内には50品種の梅が約1,400本もあるそうで、一面に紅白の梅が咲いていました。すっごく綺麗。満開の梅もあればつぼみのものもけっこうあって、いろいろな状態の梅を思う存分撮影できました。

晩冬は梅、春はサクラ、初夏は蓮が楽しめる公園です

ウォーキング中に花の写真を撮影していたら「いまやったら、ふかいの梅林が綺麗でー。梅がいっぱい咲いてんのや。行ってきたらええわ。」とおじちゃんに声をかけられました。大阪の人気の梅林があるという荒山公園（こうぜんこうえん）のことらしい。

ということで、2012年3月8日の朝からcanon kissX2片手に梅の撮影に行ってきました。

荒山公園（こうぜんこうえん）とは

荒山公園は大阪府堺市南区宮山台にある多治速比売神社（たじはやひめじんじゃ）の隣の総合公園。昭和59年ごろに整備された梅林は2.7haもの広さで、約40種類・1400本の梅があります。

1月初旬には蝋梅（ろうばい）、3月中旬には山茱萸（さんしゅゆ）、4月初旬には桜、8月中旬には蓮が楽しめるそうです。

入園料は無料。駐車場もあって2月中旬から4月中旬の梅や桜の季節は有料（普通車500円/日～）となっています。

★荒山公園 ： 堺市ホームページ

だんだん梅の花に夢中になって…

私は多治速比売神社（たじはやひめじんじゃ）前の階段を降りたところにあるP3という駐車場に車を止めて、公園内を下からあがりながら写真撮影して歩きました。

白加賀という白梅や寒紅梅に迎え入れられるように園内を歩きはじめると「かわいいー」という女性の声。そばでじーっと見つめていると梅は本当にかわいくて心の中で「うんうん☆」と頷いていました。

「月の桂（つきのかつら）」という梅は凛として堂々とさく梅でした。高貴な雰囲気をまとっています。

小高い丘には休憩所。園内の梅と街を見ながら一息つけます。

こちらは「花香実（はなかみ）」という梅。フリルの服を着た愛らしい女性を思わせる雰囲気で楽しくなる梅でした。

「新平家（しんへいけ）」は現在放送中の大河ドラマ”平家物語”を思い出す、若い美しさと勢いを感じる梅でした。けっこう気に入ったので後姿まで撮影（笑。

園内の坂を8割がた上ったところにあった、枝を天に向かってうねうねと伸ばしていた梅。立ち姿が美しく他の方が見上げて撮影されていたのを真似してみたり。めずらしくモノクロ写真にも挑戦したんですよ＾＾

撮影に使ったのは、Canon kiss X2とレンズキットの標準レンズ

今回の梅の撮影に使ったデジタル一眼レフカメラはCanon kiss X2とレンズキットの標準レンズEFS 18-55mmです。花を鮮明に撮影するには手振れをどう防ぐかが大事で、ベテランっぽいカメラマンは三脚持参でした。

私は2秒タイマーで対応しました。ちょっと時間はかかりますがキレイに撮影できて満足しました。ホワイトバランスをAUTOと曇り空モードに切り替えて2枚撮影したり、露出補正をプラスマイナス2/3の範囲で変えながらシャッターを切ってきました。

太陽の位置が良かったみたいで背景の白梅がキラキラ光る写真も撮れました。写真って面白い。

一輪一輪に話しかけるように撮影していると、ふと「私を撮ってよ」という声がするというか。ふっと気になる一輪が見つかることが何度もありました。他の花よりも見栄えのするものや可愛らしい花を見つける方法は被写体とのコミュニケーションなのかもなあ、なんて思ったり＾＾

ＥＯＳ　ＫＩＳＳデジタルＸ２でデジイチデビューしたのはちょうど3年前です。デジイチなら綺麗な写真が撮れると思ったら大間違いで、撮れない撮れない(>_<)とメゲそうになることばかりでしたが、あきらめなければ少しずつ、何かがわかってくると思った1日でした＾＾

千里の道も1歩から。千枚の写真は１日で（笑。