前回の日記で母達のことをチラッと書きましたが、もう一つ書きたい身内の話がありました。

身内、、、といっても(旦那さん改め)夫の母方の祖母。夫の実家近くに住んでいるので、夫の実家に帰省ときだけ会えるおばあちゃんで、現在86歳ぐらい。大正生まれにして女学校で学んだこのおばあちゃんは、私の思い描く祖母のイメージを吹き飛ばしてくれるスーパーおばあちゃんです。

イイハナ・ドットコム e87.com(千趣会イイハナ)母の日特集

私の両親方の祖母は、一人はチャキチャキ働くキビシイ人でもう一人は拗ねっコで少々ひねくれた人でした(笑。いずれにしても、自分のおばあちゃんと会っていたときは、とにかく気を使って静かにしていたという思い出ばかりです。

ところが夫の母方のおばあちゃんは違う。とにかく元気でゴーイングマイウェイな人。ゴーイング、じゃたりないかな。ゴーゴーゴーゴーゴーイングっていうレベルの元気な人です。

お家に遊びに行けば、まずは夫に
「○○(夫の名前)ちゃん、よく来たねー」
「○○(夫の名前)ちゃん、元気にしてたかい?おばあちゃんはね~(続く)

「ああ、Rittyさんもよく来たねー。いつも○○(夫の名前)ちゃんのことありがとねー。」
「ささ、上がって上がって。おばあちゃん最近ねー(続く)

というおしゃべりが1分ほどの間にダダダーーーーってあります。一人暮らしのおばあちゃんは、私達が遊びに行くのを心待ちにしてくれているようで、本当に”待ってました!!!”というノリで出迎えてくれるんです。静かな家庭で育った夫はおばあちゃんの話のどこで口を挟んでいいかわからず、いつも戸惑ってひたすら笑ってる。その雰囲気がすでに楽しい。

おばあちゃんは週に数回デイサービスに通っています。デイサービスに関して、私はあまり知らないのですが、通常はデイケア施設にお年寄りが集まってなんらかのサービスを受けるものですよね。入浴サービスを受ける人がいたり、一緒に皆でお食事したり、レクリエーションを楽しんだり。

ところがうちのおばあちゃん、デイサービスで訪れた食堂でスタッフ不足になっている厨房に呼ばれてスタッフを仕切ってお年寄りの食事の支度をしてきたらしいんです。

現役の時に働いていた食堂らしく、おばあちゃんの姿を見つけた食堂スタッフが「○○さんが急にこれなくなっちゃって、おばあちゃん、どうしたらいいんだろー」と言う話になったらしい。忙しいお昼時の食堂厨房の切り盛りってそれなりに経験や知恵がいるんですね。おばあちゃんは、「見てられないわ。わたしがやる。」とかいって厨房に入ってしまったらしい。

後日、とても誇らしげに食堂での武勇伝を語るお婆ちゃんは本当にイキイキして楽しそうだった。そんなおばあちゃんのエネルギーにつられて、「おばあちゃん、何しにデイサービスに行ってるん!?」と皆で大爆笑でした。おばあちゃんは「デイサービスにいって仕事しちゃったよ。こんなことだとデイサービスいけなくなっちゃう。」と豪快に話してました。おばあちゃん、最高。

デイサービスは、長年連れ添ったおじいちゃんを亡くし、一人暮らしになってから行くようになったみたいですが、日に日に元気を取り戻し、デイサービスを受けられる回数は減っちゃったみたいです(^_^;

回数は減っても、一人暮らしの身にデイサービスはありがたいらしく、皆で集まる日を楽しみにしている様子。ここ1年のおばちゃんの武勇伝は、「デイサービスのお年寄りに簡単な雑貨作りを教える」という話がメインとなっています。

デイサービスに参加しているおばあちゃんが”教える”って何?ととりあえずツッコミをいれてみると、「みんな先週やったこと、すっかり忘れてるんだもん。おばあちゃんしか覚えてないんだよ~」とのこと。とにかくおしゃべりなので、ガンガン人にもツッコミを入れているらしい。おばあちゃん、程ほどにね(笑。

遊びに行くたびにおばあちゃんが作った雑貨が増えていて、毎回2・3個お土産に持たされる、、、いやいや、お土産に持たせてくれます(笑。写真のカエルはそんな自慢のおばあちゃんが毛糸で作ったカエル。近所の子供がとても好きになってくれて、最近は我が家でも地位が向上しているカエルです。

元気で粋なおばあちゃん。いつまでも若々しい発想で楽しい毎日を送ってほしいです。思い出すだけで私が元気になっちゃうそのエネルギー。私も80歳になるまでに身につけたいです☆

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