3月11日から102日。
被災地から遠く和歌山の海辺で、以前と同じような毎日を過ごしているんだけど、やっぱり以前とは違う何かが自分の中にあって。
今日は足跡的日記です。
(※この記事は6月18日に書いたものを23日に修正、公開ました。)
区切り「、」であって終わり「。」はない。
震災後、最初に自分が書いた記事を読み返しました。
「自分は何にも出せないよ・・・っていう奴は元気出せ」という松山千春さんの言葉に元気だします、と宣言し、同時に「何もしないという選択」をしたことが書いてあります。
元気出す宣言はすっかり忘れていました(笑。でも、震災後の記事は元気だと思うし、私自身も以前とは違う元気を持っている気がします。
何もしないという選択が次の一歩を決めた
負けず嫌いで完璧主義で現実逃避ぐせありな私は、自分を見ない生き方をしてきました。周囲からは勇気ある生き方と評されても、実際はそんなに素晴らしいものではなく、その生き方は周囲が支えてくれたからできたこと。私は自分を直視せず、ある意味で妄想の世界で生きさせてもらってきました。
地震による津波が圧倒的な強さと大きさで人の日常生活をのみこんでいくのを中継でテレビで見ました。ショックでした。そして私の中の何かがプッツリ切れて無くなりました。
「自分のことをあきらめよう」と思った
自暴自棄ではなく、いい意味です。いいかっこせず、身の丈にあった生き方をしたらええやん、という前向きな気持ち。
どんなに逆らっても逆らいきれないものがこの世にはある。腹の底からそう感じた時、受け入れたくないとしがみついてきた事に、しがみつくのが惜しくなりました。しょうもないなあ、こだわってるなんて時間がもったいないやん!! と。
「なにもしないという選択」は、知恵も力もお金もあまり持っていないのに「そんなことないもんっ」と言い張っていた子供な自分の手を放した瞬間だった気がします。
あー、36歳にもなって子供な自分って(笑。仰々しく書いているのがこれまた恥ずかしいですね(笑笑。でも、自分を笑えてるのがなんかいい感じ。
ま、とにかくです。何かが終わったわけではなくこの日記も区切りの一つ。まだまだ続く道のりを粘っこく歩いていきます。
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