JR西日本の南紀パスの写真

JR西日本から発売されている「南紀パス」がかなりお得です。


大阪から紀伊田辺駅までの往復指定席特急券(3日間有効)だけでも十分お得なのですが、さらに!!新宮までの特急自由席と龍神・明光バス・熊野交通の周遊きっぷも兼ねています。


お値段は大阪だと6,000円で一人でも購入できます。しかも3日間有効なので、青春18切符ユーザも納得の切符。


3月13日までの期間限定切符です。この機会に熊野詣でなんぞ、いかがでしょう。

往復特急指定席+紀伊田辺ー新宮間の特急、バス乗り放題きっぷ

先月、用事があって和歌山県南部在住時にお世話になった方にご挨拶に行ってきました。大阪から和歌山県南部は特急で往復すると約1万円かかりますが、今回はJR西日本のトクトク切符「南紀パス」を利用しました。

JR西日本の南紀パスの写真

往復特急指定席運賃だけでもお得

お得ポイントがいっぱいありすぎて、何から書こうか迷います。単純にJR紀伊田辺駅までの往復特急指定席運賃を比較すると、これだけでも十分お得。

 南紀パス通常運賃
京都・神戸ー紀伊田辺駅6,500円11,120円
大阪市内ー紀伊田辺駅6,000円9,020円
和歌山ー紀伊田辺駅5,500円5,740円

※紀伊田辺駅は白浜温泉や熊野古道散策の起点となる駅。ここまでの往復特急指定席運賃が普通運賃なみに安くなります。

紀伊田辺駅ー新宮駅までの移動も多彩でお得

電車で行く場合、和歌山県南部の観光名所(白浜温泉・アドベンチャーワールド、熊野古道、熊野本宮、勝浦温泉など)に何で移動するかは重要です。

南紀パスは公共交通機関として以下を利用できます。

JR特急紀伊田辺駅ー新宮駅間(自由席)
明光バス白浜町内(おそらく「とくとくフリー乗車券の範囲」)
JR紀伊田辺駅ー栗栖川間
(※滝尻王子・熊野古道館がある「滝尻」バス停へ)
龍神バスJR紀伊田辺駅ー本宮大社前
熊野交通紀伊勝浦駅ー那智山、新宮駅ー熊野本宮エリア、串本駅ー潮岬・橋杭岩など

さらに、2名様以上の場合、駅レンタカー(Sクラス・要予約)が24時間2,000円で利用できます。周遊きっぷで電車とバスの旅を楽しんでも良いし、レンタカーで自由な旅を楽しんでも良いし、どちらにしても非常に利用しやすい価格設定になっています。

利用時の注意点

南紀パスは、利用日の前日までに買っておかないといけません。みどりの窓口で取り扱っています。

JR紀伊田辺駅までの区間は、切符に書かれた駅でしか乗り降りできません。

【例】(鳳駅が最寄り駅の人)天王寺駅ー紀伊田辺駅の特急指定席切符
⇒NG:鳳駅ー日根野駅は普通電車・日根野から特急に乗りたい
⇒OK:鳳駅ー天王寺駅は別にお金を払って乗る、天王寺から特急に乗る

JR西日本の南紀パスの写真

白浜、本宮、串本、勝浦などのみどころメモ

いろいろと見どころはある和歌山県南部。一番近い白浜温泉エリアだと、アドベンチャーワールドの双子のパンダは外せません。海浜・陽浜(かいひん・ようひん)の2頭だけでなく合計三組の双子パンダが居て合計8頭のパンダがいるんですよ。イルカやシャチのショーもやってますし、エンペラーペンギンの赤ちゃんも☆

熊野古道 中辺路ルートの終着点・熊野本宮エリアだと、川湯温泉の川の露天風呂「仙人風呂」も良いですね。水着で川に沸いた温泉に入ります。

串本エリアは、橋杭岩が私のお気に入りスポット。自然の荒々しさを感じられる場所です。

那智勝浦エリアは、王道の熊野古道・大門坂ルートから熊野那智大社に参拝。ホテル浦島の忘帰洞という温泉はいつか行ってみたいところ。白浜ー串本間にある周参見(すさみ)は現在、イセエビの季節です♪

JR西日本の南紀パスの写真

特急指定席は海側のCD列がおススメ。JR和歌山駅を過ぎてしばらく走ったら車内放送で海が見えてきましたよー、との案内サービスも。実は、紀伊田辺駅までは道半ばなタイミングなのですが(笑、この車内アナウンスは旅気分が盛り上がるので好きです。

南紀パスや和歌山県南部の観光情報へのリンク
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