2009年9月に日本で発売になったサントリーの響12年。フルーツの香りと濃厚で甘い味わいが華やかで、香りに酔いました。
天然の炭酸水ペリエで割って飲むことで飲みやすさがアップ。ちょっと贅沢にフルーツカクテルにしても美味しいです。
響12年はフルーティで濃厚な香りが贅沢なウイスキー
サントリーウイスキー「響12年」発売キャンペーンとしてリンクシェアで実施されていた響12年のテイスティングモニターに参加。響12年のミニチュアボトルとペリエをいただきました。
「響、心に響く贈り物」コンテスト優秀賞受賞記念でいただいた響12年とあわせて、毎夜、酔わせていただいてます^^
響「12年」について
「響」は1989年に誕生したサントリーウイスキーの最高峰のウイスキー。世界的にも著名な賞を受賞しているブレンデッドウイスキーで、響12年は2009年5月欧州、2009年9月に日本で発売になった響の新しいラインナップです(他は響30年、響21年、響17年)。
ブレンデッドウイスキーとは複数の蒸留所のモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドし再貯蔵して作られるので、ブレンダーという専門の職人さんがいます。ウイスキーは同じ材料で作っても、場所(風土)や樽などで味わいが違ってくるため、それぞれの原酒の特徴を把握して組み合わせを決める方が必要かつとても重要。それがブレンダーさんです。
サントリーには輿水さんというチーフブレンダーがいらっしゃり”カリスマ”と称される知る人ぞ知るブレンダー。響12年は、この輿水チーフブレンダーが60歳の定年を前に世界に通用する12年物を作りたいという想いから開発されたそうです。
世界を意識して開発された響12年はすでにヨーロッパで2009年5月に先行販売が始まり「繊細な香味や、オリエンタルな印象を与える独特なボトルシェイプなどが、欧州各国で高く評価され」ています。
(※「」内はサントリーウイスキー「響12年」を日本新発売 2009.8.18 ニュースリリース サントリーから引用)
- ブレンデッドウイスキーの「12年」とは
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誤解されがちなブレンデッドウイスキーの「12年」。12年とは、その製品に含まれる原酒のうち、もっとも若い原酒の酒齢をあらわしています。だから12年以上の熟成年の原酒も含まれているんですよ♪
ちなみに響12年には30年を越える長期熟成モルトも入っています。
響12年をストレートとロックで
ウイスキーの楽しみは香り。リーフレットに「最初の一杯は、ストレートでお楽しみいただくのがおすすめ」という輿水チーフブレンダーのメッセージが書かれていたので、最初はストレート、次にロックで響12年を堪能しました。
響12年をじっくり香るとプラムとブルーベリーが脳裏に浮かびました。酸味と甘い香り。プラムの香りは梅酒樽熟成モルト原酒がきいているのかな。
ストレートで口に含むのは苦手なので、ロックにして味わいました。濃厚な甘い香りの余韻が印象的です。メープル?バニラアイスクリームのイメージを抱きました。
口当たりは柔らなのに印象はハッキリ・華やか。繊細な香りは絹の糸。1本1本が織られていくようで、桜色のサテンのシルクが風になびく光景が浮かびました。
複雑な香りが作り出す世界にはシングルモルトウイスキーとは違う喜びがありますね。さまざまな個性が結ばれてより大きな存在に膨れ上がっていくような感じ。
余韻の濃厚さとは裏腹に、味わいは軽やか。爽やかな気持ちなりました。
おすすめのペリエ割りは新しいファンを生む予感
テイスティングのために送られてきた響12年のテイスティングセットには、ペリエも入っており、どうやらおすすめの飲み方は響12年&ペリエのペリエ割りのよう。
ペリエは南フランス産の天然の炭酸水で硬度約400の硬水とのことなので、響12年に加えると響はどうなっちゃうの!?と不安と期待が入り混じっていましたが、、、
「ああ、これは」と思いました。ハッと誰かを探してしまうような、だれかに語りたくなるような変化がありました。
さらさら飲める味わい!これが響12年のペリエ割りの感想。後日、プレミアムソーダ・フロム・ヤマザキでも割ってみたのですがペリエ割りの方がカジュアルでフルーティで飲みやすい!
ストレートやロックのときよりもずっと身近に感じました。濃厚で豪華な味わいの余韻は健在で素敵な飲み方だと思いました。
ウイスキーが苦手、飲んだ事がないという方が、生まれて初めてウイスキーを飲み「美味しい!」というとしたら、この響12年×ペリエのコンビかもしれない。そう思いました。
※100%グレープフルーツジュースでカクテルにしても響12年の味わいは健在。とても贅沢なカクテルですが、私はこのカクテルもとても気に入りました。
響12年の関連リンク
響12年をテイスティングさせてもらって、響の優雅な世界を知りました。ブレンデッドウイスキーを初めてじっくり堪能し、自分にはブレンデッドではないか?という意志も芽生えました。
響12年の誕生に携わったサントリーの方々、私が響12年を飲むきっかけをくれたリンクシェアさん、そしてこの記事を書くに当たり拝見しウイスキーの魅力を教えてくれた方たちに感謝。ありがとうございます。
響12年にカンパイ♪
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Comments
nikko81です。
響12年は買いましたが、まだペリエ割りは…
しかし響12年は、従来の響シリーズにはない
フルーティさがありますね。特に梅酒樽熟成由来の香り。
どのくらいの割合でブレンドしてるか分かりませんが、
この甘酸っぱさが、かなり響12年を特徴付けていますよね。
響きというと、華やかさ重視で年数を減るごとに、
華やかさに重厚感をまとってきますが、
これからウイスキーを試したい方々への一歩として、
角ハイとは違う、また別のアプローチの巧さを感じます。
2009年11月24日 10:35 PM | nikko81さん
★nikko81さん
響12年、nikko81さんの好みではどんな位置づけでしたか?
このレビューを書くまでに何度か響12年を飲みましたが、
本当に美味しい(=自分の好みに合う)と感じました。
響の他の年数のものは飲んだことがなく、
12年の個性がどの程度のものかわからないのですが、
フルーティさは12年の特徴なんですね。
酸味は飲みやすさに一役買ってますよねー。
角ハイは既存のアルコール飲料にバリエーションを増やした感じですが、
響12年×ペリエは新しい人をウイスキーの世界へいざなうもののような気がします。
誘われたのは他でもない私、ですが(笑。
2009年11月25日 5:46 PM | Ritty
ウイスキー大好きっ子です☆
わたしも響12年はかなり飲んでました!
このブログ見てペリエ割りに挑戦してみたんですけど
最高でしたよ(((≧∇≦)))!! アリガトウございました
2010年9月15日 4:30 AM | chiaki0423さん
★chiaki0423さんへ
ウイスキー大好きなんですね!
私は1年前に初めてウイスキーの楽しみ方を知りました^^
響12年とペリエの組み合わせ、が良いですよね。
他の水じゃダメ!というのが。
私もそのためにペリエを大量に購入しました(笑。
ペリエ割仲間が増えてバンザイ☆
コメントありがとうございました!
2010年9月18日 4:38 PM | Ritty