高性能な編集ができるアスカネットのフォトブック「MY BOOK」の専用編集ソフト。今回は私が好きな「透過」という機能をつかったフォトブックの作り方をご紹介します。

たった10ページのフォトブックに100枚以上の写真をレイアウトしても素敵に仕上がるのがMY BOOK。卒業アルバムの学級写真のページにもいいですね。

みんなの顔写真の後ろに、教室の写真を淡くレイアウトするなど、どうでしょう♪

透過した写真を背景に配置して思い出のシーンを鮮明に

冒頭の写真は、桜の写真を全面に配置して表紙の背景としたフォトブック。モニターとして作らせてもらったMY BOOK-ART-HC201S（21cm）です。

▼注文した直後に書いた感想記事
アスカネットのマイブック　ハードカバーの21cm（artタイプ）を注文

アスカネットはフォトブックのパイオニア。直感で簡単にフォトブックが作れる「オートアルバム」やweb上で簡単に作れる「かんたんMY BOOK」と今回私が作った「MY BOOK」という3種類のフォトブックサービスを提供しています。

「MY BOOK」は2020年10月14日にリニューアルされました！「MY BOOK」はいちばん自由度が高いフォトブックで、無料の編集ソフトをパソコンにダウンロードするタイプ。凝りはじめるとたっぷり楽しめるので、1か月ぐらいかけてゆっくりフォトブックを作りたい人に特におすすめです。

以下は2020年10月13日以前の内容です

MY BOOKの専用ソフトで写真を透過させる方法

私がアスカネットのフォトブック「MY BOOK」を作るときに、専用編集ソフト「MyBookEditor」で必ず利用する機能があります。それが「透過」。画像（写真やイラスト）を透かすことです。

具体的なMyBookEditorの操作方法を簡単に紹介しますね。

1. まず、初めのほうの編集方法を選ぶ画面で「自由編集」を選びます。
   
   手間はかかりますが楽しんでいきましょう♪

2. フォトブックの編集画面です。真っ白なフォトブックのページ一面に写真を配置していきましょう。
   
   上の写真一覧から、透過させたい写真をマウスでドロップ＆ドラッグでフォトブック上にもっていきます。

3. 写真が小さい場合は広げます。
   
   画像の幅がフォトブックの両端以上になるように。画像が多少荒くても大きく透過させる場合はなんとかなります。

4. 写真の上で右クリックするとこのようなメニューが出ます。
   
   そこで「透過度」→「（今回は）25%を選びます。

5. 青かった海が淡い色になりました。透過成功です。
   
   このページは見開き2ページいっぱい（幅約42cm）に海の写真をレイアウトしているので迫力があります。この写真の上に海で撮影した人物写真、海中写真や風景写真を足していくと思い出が鮮明にまとまりますね。あえて写真を少なくして、文字で当時の想いを綴るのも素敵です。

フォトブックで効果的に透過した写真をレイアウトする例

たとえば結婚式のアルバムをフォトブックで作るとき。リングピローの写真を背景にレイアウトして周囲には結婚式の途中の写真と言葉を載せる。

自分の8年前の写真も実際以上に素敵に見えるから不思議です。

表紙にレイアウトした例がこちら。今回作ったフォトブックです。

イベントの記録集だったので、シンボルカラーの桜色をヒントに桜の写真を透過率25%で配置しています。ロゴマークを桜の写真より下位に重ねました（画像の背景色が白で写真の上に重ねられなかったため）。

卒業アルバムなら、教室やグラウンド、部活室の写真を背景にして上に生徒たちの写真を並べる。七五三のアルバムなら、参拝した神社の写真を透過して背景に。透過率は50%か75%にしておいて神社の存在感を残しつつ、あくまで主役は子供さんになるようにする！

楽しいですね。

ソフトをパソコンに入れるのは面倒ですが、その分、楽にいろいろなレイアウトや写真加工を楽しめるメリットがあります。MyBookEditorはかなり高機能です。

MY BOOKは格安のフォトブックとは違い、お値段がそこそこします。ARTタイプなどは特に高品質ですから仕上がりだけでも本当に満足できます。
（※タイプ別の品質はこちらの記事で紹介しています。
⇒アスカネットのフォトブック「My Book」は写真の仕上がりが美しい）

しかし私はMyBookEditorで写真を並べ替えたり、透過・グラデーション加工などを楽しみながら、じっくりフォトブックを作っていくのが好きです。

大切にしたい思い出にぜひお試しください♪

★公式サイト（詳細や作例など）はこちらです⇒MyBook

▼卒業アルバムの実績は十分です