Bose MIE2i mobile headsetとiPhone

先月、Boseから新しいモバイルヘッドセット「Bose MIE2i mobile headset」が発売されました。

こんな小さなものがどれほど変わる?と訝(いぶか)しんだ私ですが”百考は一聴にしかず”。聞いてすぐに「おぉぉっ。ええやん、ええやん。」。違いが判りました。

“どこでもホール”と命名しくなりました(笑。

ボーズ公式ストア 楽天市場店

臨場感の高い聴き心地と空気のような着け心地

2010年9月の新しいインイヤー型ヘッドフォン「IE2 audio headphones」に続き、10月に発売になったBose MIE2i mobile headsetを拝借。難しい音の世界ですが新しくなるたびに身体や耳になじみよく、より自然になっていくのは感覚でわかる、ということを実感しました。

見た目より着け心地がよい

なんだろう、この形。と思ったイヤーチップ。
新開発のシリコン製イヤーチップでStayHearチップという名前です。

Bose MIE2i mobile headsetのイヤホン部

ツノのような部分で耳がこそばゆくないか心配でしたがほぼ無感覚。ツノのおかげで安定感はアップしているのに、着け心地は空気みたい。かっなり、軽い着け心地です。

リモコンは大きくなって機能も増えました

リモコン(マイク内臓通話ボタン)は大きくなって操作しやすくなりました。

Bose MIE2i mobile headsetのリモコン部

特に、ボタンが3カ所に分けられたわかりやすくていいです。見た目はiPhone付属のものや旧モデルの方が小さくてシンプルでいいけど、覚えやすさやパッと見て理解できる操作性も欲しいです。

新しいリモコン(マイク内臓通話ボタン)では着信応答、音楽やビデオの再生・停止・スキップと音量調節ができます。マイクで音声アプリケーションの操作をすることも可。

コードの分岐が短くなりました

あと、コードの分岐部分が地味Goodポイントなんです。

Bose MIE2i mobile headsetの全体写真

もちろん長さを調節できますが、もともとの全長が短くなったと思います。以前からいろんなヘッドフォンのコードの長さが気になっていたので嬉しい変更。これは着け心地の良さに貢献しているはず。

音に包まれる感覚

いちばん肝心の聴き心地。「いいです」。主張しすぎる部分がない感じ。

洋楽ポップスとクラッシックで、一瞬でホールに移動してしまったような高い臨場感がありました。広いところで悠然と音に包まれる感覚。「TriPort®テクノロジー」という技術が使われていますが詳しく理解していないので主観分析。

私は低音が抑え気味になったと感じました。高音域が広まった、という意見があるので、相対的に低音域の比重が小さくなったのかもしれません。

再現されている音域がより細かく繊細になり、低音はもちろんだけど、むしろどこかの音域だけすごいのではなく、全体としていいのが特徴だと感じました。

その結果の統合性やバランスの良さ、高い臨場感。「うわぁ」と感じた時には自然と体がリズムを刻んでいました。

技術の進歩ってすごい。
「どうせ小さな変化だろう」とあなどっていた私の想像をポンポンっと超えた世界がありました。名づけて”どこでもホール”。脳天から解放されました。

Bose mobile headset と audio headphones関連リンク


【公式 / 送料無料】 Bose SoundSport in-ear headphones (Apple 製品対応モデル) / イヤホン