BOSEのCineMate GS SeriesII(シネメイトGSシリーズ2)は音が移動する
AV家電・音響機器, キッチン雑貨・生活雑貨, 暮し全般で使う雑貨(2009.10.23)
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BOSEが2009年10月17日に発売した「CineMate GS Series II」。
2.1chなので後ろにリア・スピーカーが無いんですが、音が後ろからも聞こえて・・・。音が部屋の中を移動するので2.1chとは思えない臨場感を味わうことができました。
2.1chなのに音が多方向から聞こえてきて臨場感いっぱい
先日紹介したノイズキャンセリングヘッドフォンQuietConfort15と同じイベントで試聴体験したホームシアターシステムCineMate GS SeriesII(シネメイトGSシリーズ2)。正式名称は「CineMate GS Series II digital home theater speaker system」とすごく長いです。BOSEさんの商品名、基本長めですよね(笑。
騙された!5.1chと思ったら2.1chホームシアターだった!!
BOSEさんに1日で2回も騙されたんですよ。思い出すだけで笑えます。
※1回目はQC15の試聴体験でした。
BOSEさんは良い意味でユーザーを裏切るのが大好きで純粋に音を愛する会社だなーと思いました。好みのタイプです。うふ。
それはそうと、イベントでは「新しいシアターシステムは前面に2つ、後方に2つのスピーカーを配しております」との説明をうけWANTEDという映画のアクションシーンを見せられました。
あーーー、楽しいーーーーー。
という感想を手帳にでっかく書き込んだ私。
ところがその後「実は後ろの2つのスピーカーはダミーです」(ニヤっ←私にはそう見えました)との説明。また騙されたー!
部屋全体に音が立体的に響き、さすが5.1chの臨場感だなと思っていたのは思い込み。新製品CineMate GS SeriesⅡ(シネメイトGSシリーズ2)は2.1chのホームシアターなのでリアスピーカーなんて無いんですよ。
ということで今度は「カンフーパンダ」という映画を見ました。CineMate GS SeriesII(シネメイトGSシリーズ2)を体験。ジーっと集中して聞いてみると。。。
銃撃シーンなどでよくある、後ろから前方に直線的かつ高速で何かが移動するような音の表現はなかった気がする。やはり5.1chではないから?
だけど部屋の中で音が立体的に飛び回っているように感じました。前方・右側・上部・また前方・・・みたいな兆弾ならぬ兆音。
(メモ)音は前からきているだろうに、右上から音が聞こえたりする。部屋の中を音がはねている?
その後にBOSEさんから「スピード感ある音の移動感を実感いただけましたか?」問いかけられ、兆音はBOSEさんが狙って作り出した音の世界だったと知りました。この音の移動性がCineMate GS SeriesIIの特徴なんですね。感じました!
強力・高価なマグネット「ネオジウム・マグネット」採用
CineMate GS SeriesⅡ(シネメイトGSシリーズ2)の感想メモには「とりはだ」「興奮してくる」「迫力があるのにうるさくない」「すごく細部まで音が正確に再現されている」と書いていました。とても興奮したのですがそれは耳に届く音の大きさではなく、体ごと感じる音の存在や質が良さのせいだと思いました。
技術的は話に詳しくないのですが、CineMate GS SeriesII(シネメイトGSシリーズ2)にはネオジウム・マグネットという磁石が採用されています。
スピーカーは内部に磁石が設置されていて、アンプから出力された電気がコイルを流れて・・・フレミングの法則(懐!)で音が生まれるので、磁力の強弱はが音の質に影響を与えるそうです。
そしてネオジウム・マグネットは非常に強い磁力を持っていて、これを使うことで女性ボーカルの声やトランペットなどの金管楽器の高い音がきれいに聞こえるとか。
ネオジウム・マグネットは高価な磁石でCineMateシリーズでは「GS SeriesII」のみに採用。2.1chホームシステムでは他に 3・2・1GSX Series IIIという20万円近くするホームシアターに採用されている磁石なんだそうです。
- 「ネオジウム」とは
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レアアース(希土類)の一つで貴重な金属。
(※レアアース・・・他の素材に混ぜることで性能を高める効果がある金属で、工業の調味料やビタミンとも言われている。)ネオジウムを使った磁石(ネオジウム・マグネット)は非常に強力で、小型化の実現に大きく寄与している。ハイブリットカーの製造など環境に配慮した現代の産業に欠かせない素材。
CineMate GS SeriesII(シネメイトGSシリーズ2)はボーズ・オンラインストアやボーズ直営店だけでなく、ボーズ製品取り扱いディーラーでも取り扱われているので、興味のある方は実際に音を体験してワクワクしてください。百見は一聞にしかず、です(笑。
価格が10万円を切っており、ふんぱつ衝動買いする危険がありますので、くれぐれもホームシアター好きの方には内密に。
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2009年10月30日 11:55 PM | イマナビ!News&Shopping