熊野古道の小さな花

こんにちは。ブログ更新を再開します。


3月11日以来、テレビにくぎづけになってしまい、何もしていないのに消耗していくという悪循環。自宅で過ごす時間が長い方で震災関連放送に以外にチャンネルを合わせられなくなっている方、大丈夫ですか?


“自分は何にも出せないよ・・・っていう奴は元気出せ”
私も元気、出してこうと思います。

被災地外にいる私のやること

被災された方たちのことを思うと、私のストレスは小さなもの。口にする事じゃないし我慢は当然、と思いやすいです。でもテレビを見てると涙があふれてくる人も多い気がします。テレビの出演者でもすぐ涙目になる人が多いので、報道を通じたストレスも相当なんじゃないかなと思いました。

元気出そう!!⇒心がただ弱っていくのを止める

「被災地以外の人は、震災から気をそらして心を休める時間も作って欲しい」という趣旨のことを精神科医の名越さんがテレビで言っていました。被災地以外の場所にいる人へのメッセージです。

身の回りの日常とテレビの中の非日常とその交錯。いま自分がどの情報に触れているのかを意識して、日常が一番多くなるようにバランスをとる。ストレスが減ってきたら冷静に自分ができること・できないことを書きだしてみる。

名越さんはさらに「罪悪感とたたかって日常生活をおくることも大事な仕事」とおっしゃっていました。不謹慎で自粛、を見直そうという意見が出ているように、被災地以外のごく普通の人ができることはそういうことだと思いました。だって、何もできないのに気持ちが沈み不安が増えてただ弱っていくって、とってももったいない。

知恵がある奴は知恵を出せ。
力がある奴は力を出せ。
金がある奴は金を出せ。
自分は何にも出せないよ・・・っていう奴は元気出せ。

歌手の松山千春さんがラジオで言っていたとされる言葉。友達たちのいろんながんばりをみていて、私にはできなかったことできないことがあるとわかったので、私は元気出す^^

善意を見直す⇒何もしないという選択肢

チェーンメールや義援金を名乗る詐欺メールを受信しています。そこで「何かしたい」という善意を冷静に見直しました。

チェーンメールを拡散しない(どうしても送るなら一人にだけ送る)

たとえば関西電力では2011.3.18午前8時現在、計画停電の予定はないし、関東への送電のための電力も足りているとの事です(ニュースより)。

献血は延期する(⇒来週・来月のいついくと決めて半年に一度行くなど)

日本赤十字社によると 血液製剤には有効期限があるので、献血が無駄にならないように、継続的な献血をお願いしたい(2011.3.18午前10時半 HP参照)

支援物資は原則、送らない

個人がバラバラで送ると、被災地にもバラバラで届き、中身の確認や配給に非常に手間がかかり迷惑にもなる。求めに応じてルールを守れる場合のみ送るのが良いと思います。

和歌山県に救援物資を提供するときの例

例:【和歌山県】救援物資等にかかる緊急呼びかけ
⇒「箱単位」「持参(郵送不可)」「1箱1種類」「箱に品物名・数量を側面全てに明記」がルール。

地震関連情報の発信を控える

情報があふれすぎると何を見て良いか混乱したり漠然とした不安に襲われる方もいらっしゃると思います。だから今後は地震関連情報の発信は控え、google社のまとめサイトのみを紹介します。
>>東日本大震災(東北地方太平洋沖地震) に関するまとめ

がまん。