ツアーに参加して熊野古道を歩いてきました。
中辺路ルートの伏拝王子手前から熊野本宮大社 大斎原までの約5キロを、語り部さんのお話を聞きながらのんびりと。
冬の気配を感じる冷んやりした空気を何度も深呼吸して存分に吸ってきました。
深呼吸して心身共にリフレッシュ
ひさびさひ和歌山に行ってきました。ツアーでの熊野古道歩きです。
和歌山駅に集合してバスで田辺市本宮町川湯温泉へ。1日目は滝尻王子に立ち寄ったのみで、旅館に直行。露天風呂で星空を見上げてボーっとしてました。
この記事では、熊野古道に関係する感想のみをまとめます^^
滝尻王子にお立ち寄り
ツアーバスは滝尻王子で小休止しました。熊野古道の情報が得られる熊野古道館がある滝尻王子周辺は無料駐車場と公衆トイレがあり、休憩にぴったりでした。
滝尻王子は、世界遺産に登録されている熊野古道 中辺路ルートの最初の王子とのこと。世界遺産の証である石碑が建っていました。
肝心の熊野古道はというと、いきなりの急な上り坂!!雰囲気がありますね。ここから数百メートル先に「胎内くぐり」や「乳岩」があるそうです。
そして付近の川はエメラルドグリーン。すごくきれいでした。
伏拝王子~熊野本宮大社 大斎原
翌日は古道の修繕を少しお手伝いし、その後に熊野古道へ。
今回のツアーには、東京~和歌山などから参加した老若男女約70名が参加していました。若い女性グループ、老紳士グループ、カップルや単身の参加者もけっこうおられました。
そしてこういった茶畑から作られるお茶が(広義の)音無茶というわけですね。
伏拝王子は、はるばる京都から苦難の道をのりこえてこの場所にたどり着いた人たちが、ようやく聖地を目にすることができた場所。あまりのありがたさに伏して拝んだことから伏拝王子と名付けられたそうです。
古道弁当と温泉コーヒーで一休み
伏拝王子の近くには休憩所があります。地元の方が週末だけ開けているとの事(冬など、閑散期は週末も休みの場合あり)。湯の峰温泉の温泉水を使ったコーヒー(200円)が飲めます。
お弁当は伏拝王子の休憩所では売っていないと思います。今回(前回も)はツアーにお弁当がついていてました。
もし自分で行かれる場合は、宿泊先の民宿や旅館で古道歩き用のお弁当の手配を聞かれるのが良いと思います。本宮町には飲食店はありますが、24時間営業のコンビニはありませんので都会の方は要注意です。
可憐な花を探して
熊野古道にはとても可憐な花が咲いています。季節的に、数は少ないので、たまに見つかるととても嬉しい。
これはアサマリンドウ。ほとんどがつぼみで、唯一咲いていたのを撮影しました♪
ちなみにここは世界遺産。野に咲く草花といえども持ち帰り厳禁。自然のものを自然の状態で触らないのがルール、だそうです。
熊野本宮大社 本殿と大斎原
約5キロの道を歩いて熊野本宮大社の本殿を参拝。参拝は主祭神・津御子大神(けつみこのおおかみ)さまが祭られている第三殿から順に、第二殿⇒第一殿⇒第四殿の順にするのが正式だそうです。
次は御幸道を経て旧社地 大斎原へ。この旧社地は明治22年の大水害以前に熊野本宮大社の本殿があった場所で、神様が降臨した地と言われています。
なにもない。だから自分も真っ白になれる。それが私がこの地を好きな理由です。思い立ったが吉日。関心のあった方は、ぜひご訪問を♪
熊野古道へのアクセス等の問い合わせ、ツアー検索関連リンク
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