イベントのブースで購入したお米。原料玄米の産地は和歌山県田辺市で平成23年のコシヒカリと書かれてありました。
気になったのは、その上の「なるかけ天日干し」という部分。あれ?お米ってどうやって私たちのところに届いてるんだっけ??
収穫した稲穂からお米になる家庭の乾燥作業についての備忘録記事です。
籾(もみ)の乾燥方法は機械乾燥と自然乾燥の2種類ある
先週末、大阪府堺市で行われた関西矯正展の(株)奥熊野本宮が出展するブースで、お米を5キロ買いました。
400円/kgで、スーパーで買うお米と比べると中くらいでしょうか。「新米の季節やわあ」というぐらいの気持ちで購入しました。
手触りの違いが、天日干しを調べたきっかけ
帰宅してお米に触ったときにいつもの違う手触りがしました。ざらざらしていて少ししっとりしています。そこでラベルの「なるかけ天日干し」という言葉に気付きました。
調べてみたら、お米は精米←玄米←籾←稲刈り という流れで自分たちの元に届きます。このとき 稲刈り→籾→ あたりの段階で、乾燥が必要になるそうです。
この乾燥方法の一つがなるかけ天日干し、ということみたい。秋の風景写真で見たことがある、ふさふさの刈穂がキレイに並びかけられた、あれです。
⇒友人の稲刈り・天日干し記事 2011初めての田んぼ 稲刈りしました~♪♪♪: いつかきっとドットコム
一般的に流通しているお米は、籾を機械で乾燥させたものだそうです。稲をコンバインで刈る場合、刈取りと同時に籾と稲わらに分けられるため、籾のみが機械乾燥にかけられることになります。
これに対し、天日干し乾燥は、稲ごと天日で乾燥させるそうです。そしてこの乾燥の過程で、稲はその養分を籾に送って枯れるとか。このプロセスの有無が機械乾燥との違いだと説明されています。
何気なく買ったお米でしたが、自分がお米ができるプロセスを全く知らないことに気付くきっかけになりました。天日干しのお米を炊いたご飯はしっかりした食感で力強かったです。
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