ガイドブック「東京都心(まんなか)歩く地図帳」の表紙

山と渓谷社の「東京都心(まんなか)歩く地図帳」は、タイトルの通り、まさに歩くためのガイドブック。

500円という手ごろな値段ながら、詳細な地図・丁寧な紹介文と徒歩時間などのリアルに役立つ情報がいっぱいで、東京観光にとても役立ちました。

おかげで迷子にならずに無駄なく東京を散歩できました。

迷子になりにくいガイドブックです

不慣れな東京を効率よく旅したくて、ガイドブックを1冊購入。

「新しい情報」「安い」「持ちやすい」「実際に歩くのに困らない」という基準で選んだのは、登山ガイドブックなどで有名なヤマケイ(山と渓谷社)の街を楽しく歩くための地図帳シリーズ「東京都心(まんなか)歩く地図帳」でした。

情報が詳細:徒歩での区間所要時間まで記載

実際に東京旅行のプランを考えていたときに気づいた「徒歩での区間所要時間」の記載。地図にポイントが書いてあり、各ポイント間の徒歩での所要時間が「5分」といった風にかかれていました。

ガイドブック「東京都心(まんなか)歩く地図帳」の地図

私は知らない土地をブラブラお散歩するのが好きなので、地下鉄の駅と駅との距離などがかなりリアルに把握できて助かりました。
地図上では近そうだけど、実は遠かった・・・というのは旅先でありがちな喧嘩の原因だから、避けたいですしね(笑。
5分ぐらいなら歩いてみよう♪と思ったり、ホテルが駅からどれぐらい近いかを計ってみたりしました。

観光スポット・お店の情報が丁寧

観光スポットやおススメのお店の紹介もガイドブックではかなり重要。

紋切り型の紹介文だと広告的な意味合いが強いのかしら?と盛り下がるほうなので、多少でも個性を感じられる紹介文のガイドブックが良いなぁと思っています。

ガイドブック「東京都心(まんなか)歩く地図帳」の観光場所紹介

「東京都心(まんなか)歩く地図帳」はもともと歩くことが好きな人向けのガイドブックなせいか、書かれていることも細かめ(笑。掲載されているお店の数はそれなりに多いのに、紹介文が長めなので、読むだけでもワクワクするガイドブックです。

もっとも、ランキングなどは載っていないので、情報が平坦といえば平坦かも。人気スポットを回りたい!という流行派には人気スポットのランキングがあるガイドブックの方が良いと思います。

マークを活用して、少ない紙面に詳細な情報を掲載

「東京都心(まんなか)歩く地図帳」は全部で98ページ。1地域が見開き2ページが基本で40エリアが掲載されています。

たった2ページにそのエリアの地図もお店情報も掲載。足りないんじゃない?と思いましたが、読めば読むほど詳しい!と感じたののは、”地図帳”という名前にふさわしいこんな工夫のせい。

ガイドブック「東京都心(まんなか)歩く地図帳」の地図マーク

地図マークです。かなり種類が多い。

例えば、飲食店マーク。普通だったら「レストラン・飲食店」「喫茶店」ぐらいでしょうが、「東京都心(まんなか)歩く地図帳」はなんと17種類。全国チェーンのファーストフード店やコンビニも店ごとにマークがあります。

たとえそのお店に用事が無くても、目印として便利なので、迷子になりにくいガイドブックでした。

軽くて柔らかいから持ちやすい

このガイドブック、残念ながらサイズはポケットサイズではありません。B5です。

だけど、ほかのB5版ガイドブックより軽かったです。素材が柔らかいので丸めて持ったりバッグに入れてもOK。思ったより表紙の傷みが少なかったです(冒頭の写真は、さんざん使った後で撮影)。

街を歩くための地図帳シリーズは京都・奈良・北陸も

この、街を楽しく歩くための地図帳シリーズは、「東京都心」以外に京都、奈良や金沢・能登・富山があります。東京下町も。

500円と手ごろな価格なので、初めて行く土地で普通に観光するときのガイドに1冊あれば迷子になりにくくておススメです。

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