砂糖でお肉汚れを洗う

シュウマイ、ハンバーグなどのタネ肉をこねた後の手は小さじ2杯のお砂糖でキレイにする。

テレビで紹介された手の洗い方が、少ない水や時間で手を洗えるため気にいっています。

水と洗剤の節約手洗い小技

おもいっきりドンという日テレ系のお昼の番組で「イラッとすることを解決する小技」の特集が放送されました。その一つが、お料理中の手洗い。ハンバーグ作りでギトギトに汚れた手は砂糖を使うと簡単にキレイになるという小技です。

洗い方は簡単です。

  1. 砂糖 小さじ2を準備(料理前に用意しておくと楽)
  2. 汚れた手を砂糖で軽くもみ洗いする(水はつけない)
  3. 水で流す
  4. 仕上げに石けん・水で洗う

手についたお肉(特に豚肉)の油は落ちにくいので、むむぅっとなります。純石けんや界面活性剤の割合が低い洗剤をしかないから、余計に落ちにくい。

もちろん何度も繰り返し洗えば油汚れも落ちます。でも繰り返し洗うために使う洗剤や水、それに時間がもったいなくて気になっていました。

そこで砂糖で前処理をする小技。すぐに試しました。

いいです。石けんや水で洗う回数がが1-2回になりました。お砂糖がまだ綺麗だったら水洗いの前にボウルの油汚れもなで落としています。

お砂糖は食べるものなので少し気が引けます。でも最小限のもので済ませられる点に納得していて、この洗い方を自然と続けています。

(余談)砂糖の話

砂糖で手のギトギト油が落ちやすくなるのは、ギトギト油を砂糖が包み、水が砂糖ごと油汚れも流してしまうからみたい。砂糖は水に水にくっつきやすいのはわかったけど、砂糖が油汚れを包む理由はよくわかりませんでした。

砂糖が活躍している場面

砂糖のことを「甘いもの」「太るもの」以外に意識していないことに気付きました。砂糖って日々の食生活ですごく活躍してくれているんですね。フジ日本精糖株式会社「砂糖|知られざる砂糖の秘密と性質」をまとめました。

  • お肉にもみこむとお肉を柔らかくする
  • お砂糖をたっぷり使ったお菓子は固くならない
  • でんぷんの老化を防ぐ(例:すし飯は固くならない)
  • 泡を安定させる(例:メレンゲやホイップクリーム)
  • イーストの発行を活発にしてパンを膨らませる。
  • 腐敗を防ぐ(全体重量の半分以上の砂糖を使う場合)
  • 果物のペクチンをゼリー化する(例:ジャムやマーマレード)
  • 脂肪を使った食品(ケーキやクッキー)の酸化を防ぐ

砂糖がなぜこのような働きをするかは、イーハトーヴの森「【覚書】卵、砂糖、バターなどの働き」さんがわかりやすかったです。最初の6つは砂糖の保水性が理由みたい。トリビア(懐)です。

▼私が使っている砂糖ポットの新しい版(2個セット)です。ガラス製なので清潔に長く使えそうだから選びました。もう2年ほど使っています♪

ベルメゾンネット