箒(ほうき)

実家から長柄の箒(ほうき)をもらってきたのでさっそく掃除してみたら、なんだかとっても便利☆

適度な硬さもあるからカーペットもお掃除できました。

カーペット掃除は棕櫚箒ではなく草の箒で

セレクトショップZUTTOのメルマガ登録でZUTTOCARD500円分という記事で欲しいなぁと言っていた江戸箒。

実家でその話をしたら「うちに余ってる箒(ほうき)を持って帰れば?」と言ってくれて、長柄の箒をもらいました。一般的なホームセンター(コーナン、コメリ、実家はムサシ)で売られている箒で2,000円ぐらい。草の箒で草の産地や箒の製造はおそらく外国だと思います(ラベルがなかったので正確には不明)。

草の箒はコシがあって掃除しやすい

草でできた長柄の箒はカーペット・畳・クッションフロアー、どの素材の床でも掃除できました。しかもしっかり掃除した感、アリ!

いままで使っていた無印良品のシステムほうきはカーペットや畳で掃除した感が得られなかったので、ちょっと箒を比較してみました。

片手を乗せても毛先が負けない長柄の箒

カーペットを草の箒で掃くと毛足の間に草の1本1本が入ってゴミをかき出す感触があり、箒に力強さを感じました。

その秘密は草の箒のコシ。片手を乗せてみました。

左は無印良品のシステムほうきで毛はポリエステル製。くしゃっとなりました。掃き心地がふにゃふにゃと柔らかくて掃き甲斐がなかった理由はここにあったんだと思います。

これに対して右の草の箒。片手を乗せてもほとんどよれないんですよ。この強めのコシがカーペットの毛の間からゴミをかき出してくれるんですね。

箒はもともと日本家屋が前提に生まれた掃除道具なので、カーペットが得意とは言い切れません。カーペットの種類(毛足の長さや素材など)によっても違いますしね。

でもゴミのかき出す力は掃除機のヘッドより強いというのが私の手先の感触♪

もともと箒は長い間に培ってきた日本の住宅環境によって生まれた道具です。生活様 式における近代化とともに普及した「絨毯・カーペット」には、どうしても「不向 き」な感は否めません。ただし掃き出しが利かない場合でも、ホコリ・ゴミを浮き上 がらせる効果は十分ございます。箒である程度、ホコリ・ゴミを浮き上がらせた後、 掃除機で吸引していただくと、絨毯・カーペットの負担がぐっと押さえることが出来 ます。
(*引用文、引用元URLおよび引用元タイトルは2009.12.09当時のものです:~箒 あれこれ~ 江戸箒(ほうき)老舗 白木屋傳兵衛より

箒と掃除機の組み合わせを考えても良いというアドバイス。日ごとに箒、掃除機と使い分けても良いですよね。気分転換になるし。

棕櫚(しゅろ)箒はカーペット掃除に不向き

道具好きの方なら目にしたことがあるかもしれない棕櫚箒ということば。シュロほうきと読みます。棕櫚箒は草ではなくシュロの樹皮で作られていて、草の箒とは掃き方も少し違います。

草の箒はコシがあるので畳の目の間のゴミも掻き出すけれど、シュロ箒はやわらかいので床の上の埃をスーッとなでて集めるようなイメージ。モップみたいな感じですね。

だから棕櫚箒はカーペットのお掃除は不向きです。

ほうき掃除とホコリ

箒(ほうき)掃除はほこりがたつといわれますがどうなんでしょう。

掃除機は排気がゴミをかなり舞い上がらせるけど箒を掃いた時の風はしょせん人力(笑。実際、私は掃除機の排気より気にならないと感じました。
(うちの掃除機はサイクロンじゃなくて、しかも古い掃除機です)

また、サイクロン式ではない従来掃除機はゴミがたまった紙パック(フィルター)を通過した空気を排気しているので排気がホコリっぽいんですよね。それに比べると箒で掃いたときに攪拌される空気はきれいなんじゃないかなーと思いました。

消耗品としての箒・道具としての箒

私が使い始めたような安価な箒は製造過程で草が弱っていたり選別が荒かったりして消耗品の域はでないそうですが、最初はそれでもいいかなーと思っています。

ただ、これからは箒でちゃちゃっとお掃除することが増えそうなので、掃除機はしばらく使わないかなー。掃除機よりも思ったところを掃除できるのでストレスが少ないのです♪

だからこのまま箒掃除に馴染んで生活の一部になったころに、10年以上つかえる道具としての箒の購入を検討してみようと思います^^

[追記]ちりとり(はりみ)は白木屋さん製作のものを買いました。
掃印のはりみ(白木屋傳伝衛製作)でルンルンお掃除♪

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