デジイチ撮影した熊のぷーさん

テレビで紹介されていたファインダーを覗かずに写真撮影するという方法が面白そうだったので試しました。


「無理なことを、、、」と思っていましたが、意外にも良かったので感想を書きます。

写真撮影が自由で面白いものになる

日本テレビの「嵐にしやがれ」(2010年5月8日放送)で、戦場カメラマンの渡部陽一さんがファインダーやモニターを見ずに写真撮影する話をしていました。

渡部陽一さんの「戦場からこんにちは」:イザ!

私は嵐の相葉くんが渡部さんの教えに従い、怒れる曙さんを撮影するというシーンから見ただけですが、「ファインダーを覗かずに撮る」「自分が笑顔で写真を撮る」というのが渡辺さんの教えのよう。戦場ではじっくりカメラを構えている間は無い、などが理由かなあと考えながら、とりあえず試してみることに。

ファインダーをのぞかないことで新鮮な構図が見つかった

撮影した1枚がなんとこれ。

デジイチ撮影したテーブル

夫婦で大爆笑。トリミングなどの加工は一切していません。これはもう、渡辺さんの教えに従え、ということですね(笑。

胸のしたあたりにカメラをピタッとつけて固定、被写体の方向にレンズを向けて撮影しました。ピントはオートフォーカスで固定しないモードにしました。

デジイチ撮影した手帳

そのことが私をワクワクさせました。

デジイチ撮影したぷーさん デジイチ撮影したテーブル

だけど撮影してみると、ついさっきまでそこにあった団欒が想像できる、にぎやかな写真に思えました。汚れた食器が並ぶテーブルにしか見えなかった場所が、写真の撮り方一つでにぎやかな食卓の一部になったことは新鮮でした。

自分の枠をはずすきっかけに

病み付きになった、ファインダーを見ない写真撮影。たった二日分を振り返っただけですが、1枚1枚の写真にこれだけ感想を書けることが嬉しいです。予想外の、だけど自分にとって意味のある写真がそこにありました。

ファインダーから写真撮影するとき、「こんな画を写真にしよう」と自分の中でできあがりをイメージしています。写真撮影的に悪いことではありませんが、頭の硬い私には自分の写真を一定の枠に固定する原因になっていました。

ファインダーを使わず写真撮影したことで新しい構図の写真ができ、しかもそれは自分が撮影した写真!いい写真が撮れれば「私の一枚」になることが自信につながりカメラライフがもっと楽しくなると感じました。