バリアーニグリーンオリーブオイル
2011年秋産初物初搾り予約が始まっている、バリアーニオリーブオイルの「グリーンオリーブオイル(2010年もの)」を使っています。

500mlで6,615円(税込)というとても高価なオリーブオイル。青臭さが強い個性的なオイルですが、酸化物質の量がとてもとても少ない良質なオイルです。

オリーブオイルの世界も奥深く、知れば知るほど語る言葉を失いますが、敢えていうなら「美味しいオイルと出会えてとても幸せ」です。

秋産初物初搾り予約受付中バリアーニグリーンオリーブオイル

夏に美味しい美味しいと記事を書き、その後、1,000mlもの量をあっという間に食べきってしまったバリアーニオリーブオイル(記事はさわやかな料理に仕上がるバリアーニオリーブオイル)。引っ越しが落ち着いたら注文しようと思っていたのに、なんと、2010年秋産はSOLD OUT。

そしたらバリアーニグリーンオリーブオイルをいただく幸運に恵まれまして、いま大事に使っています。もうそろそろ2011年秋産の新ものグリーンオリーブオイルが発売になるんです。

バリアーニオリーブオイルとは

イタリアから移住したバリアーニ家がアメリカで生産するオリーブオイル。

夜明け前の収穫と収穫から4時間以内の採油、製造設備内の照度管理などにも配慮したオリーブオイルだそうで、想像つく限りの酸化・劣化要因を排除して最善のオリーブオイルを作ろうという生産者の意志に魅力を感じています。

抗酸化物質ポリフェノール、オイルの鮮度を体験しました

オリーブオイルの抗酸化作用は飲めばわかるそうです。NHKあさイチで放送されたオリーブオイル特集で小豆島の生産農家の方がリポーターの宮下さんに教えた鮮度がわかるオリーブオイルの飲み方をやってみました。

オリーブオイルを飲んだ後に、シューッと息を吸う
グラスに注いだバリアーニグリーンオリーブオイル

まずオリーブオイルを少量飲みます。バリアーニグリーンオリーブオイルは、レギュラーオイル以上に若草の香りが強いオイルでした。

オイルを飲んだら、次は深呼吸。あごを閉じたまま唇だけ開いてシーッと音がするぐらいに息を一気に吸います。

ヒリヒリヒリ!!
舌の奥っ側にきました。

生産農家の方は「抗酸化作用を持つポリフェノールが多く含まれているオイルほど空気に触れた時にヒリヒリする」と言っていました。バリアーニグリーンオリーブオイルのヒリヒリは強烈でした。泡でも立っているんじゃないかというぐらい。

レギュラーオイルでもけっこう辛くて驚いたことは当時書いた記事さわやかな料理に仕上がるバリアーニオリーブオイルで書きましたが、深呼吸すると格段に強烈。

バリアーニオリーブオイルは強烈な青臭さもあり、それなりに個性的なんだと思います。私も他をあまり知らないので比較できませんが、この個性を好むかどうかを含めて試してみる価値はあると思うヒリヒリっぷりでした。

バリアーニグリーンオリーブオイルは蛍光灯の光も避けて保存

バリアーニグリーンオリーブオイルのパッケージ
バリアーニグリーンオリーブオイルを遮光袋で保存

バリアーニオリーブオイルは、太陽光線でオリーブ果実が酸化するのを防ぐため、オリーブの実の収穫でさえ夜明け前におこない工場の照度管理や窓のサイズや方角までも意識して作られています。

オリーブオイルの食べ方

バージンオイルはあんまり高温に加熱しない、とテレビでイタリア人が言っていたような気がします。確かに、香りはとびますね。

あさイチに登場した小豆島の生産者の食べ方は、出来上がったお料理にオリーブオイルをかけるというスタイル。お味噌汁などの食事ならなんにでも。なんとバニラアイスにもかけておられたので、さすがオリーブオイル=果汁って感じ。今度試します。

私もスープにかけたり、

バリアーニグリーンオリーブオイルをかけたスープ

ハンバーグにかけて食べました。

バリアーニグリーンオリーブオイルをかけたハンバーグ

オリーブオイルそのものを活かした食べ方が出来ていない気がしてちょっと恥ずかしい。。。でもなんだか私にとっては体に必要な栄養素をとるような存在なんですよね。トーストにかけて食べたりもしてます。シンプルで風味も楽しめるから好きな食べ方です。

私はバリアーニオリーブオイルに出会ってオイルの酸化について体で学びました。強烈な青臭い香りと辛みのオイルは、油というより完成されたソース。レギュラーオイルと比べて、グリーンオイルは特にそう感じました。

それと同時に、私はオリーブオイルはもちろんオイルという食材自体についてなーんにも知らなかったんだなあと思いました。トマトとチーズとオリーブオイルと。黄金トリオについてこれから少しずつ勉強していきたいな。

オリーブオイルの賞味期限

酸化・劣化と不安になる言葉をたくさん使ってしまいましたが、バリアーニグリーンオリーブオイルの賞味期限はボトリングから約2年となっていました。美味しくいただくためにはきちんと保存し早めに食べたほうが良いと思いますが、あまり神経質になる必要もないかな、と思っています。

バリアーニグリーンオリーブオイルのラベル

もちろん、私の手元にこのオリーブオイルが届くまでの生産者の努力を考えると、ちゃんと保存して少しでも長く美味しく食べられるようにしたいし、美味しいうちに食べられるようにしたいと思っています。

バリアーニオリーブオイルが買えるお店

※記事執筆時点での輸入・取り扱い会社の「日本ホールフーズ株式会社」は2022年6月末に会社清算されました。記事中のリンクでは楽天市場の取り扱い店を掲載しています。

バリアーニオリーブオイルは日本ホールフーズ株式会社(2022年6月末会社清算)という会社が日本の総代理店となっており、インターネットの【公式ショップ】日本ホールフーズ株式会社(2022年6月末会社清算に伴い運営終了)で購入できます。明治屋やリッツカールトン大阪のグルメショップでも購入できるみたいです。

バリアーニオリーブは、毎年秋に収穫した果実で作る秋産初物初搾りバリアーニグリーンオリーブオイルの予約を年末から受け付けはじめます♪