「復活の香り」とカリタのコーヒーミル
サントリーが8年かけて作り上げた極上珈琲「復活の香り」。コーヒーに詳しくない私が、「香りが甘い」と感じた香り自慢のコーヒーでした。

特に、豆の状態から豆を挽いて粉にするまでに香りが動くというか、変化していくんです。今回は自分で豆を挽いたので、その香りの変化をレビューします。

ふくよかブレンドは「わずかな甘み」から「しっとりした甘み」へ

昨日「コーヒーde美味しい朝」生活を始めますという記事で紹介したとおり、MONO-PORTALレビュー企画で「復活の香り」というコーヒーをモニターさせてもらってます。

▼MONO-PORTAL特設ページ:
極上珈琲「復活の香り」のある暮しを10倍楽しもう!レビュー企画

「復活の香り」とは?

コーヒー豆の香りは、華やかさが少しずつ失われていいると言われているそうですね。「最近のほうれんそうはアクがあまりない」という友人との話題を思い出しながら、コーヒー豆も野菜と同じなんだと勝手に納得してしまいました。

「復活の香り」は、そんなかつての華やかな香りを復活させるために、コーヒー生産者とサントリーが協働で試行錯誤したコーヒー。コーヒー豆の一部が自然発酵している、というヒントから仮説を立てて8年間かけてたどり着いた「華やかで奥行きのある香り」(パンフレットより引用)が魅力です。

私はふくよかブレンド

「復活の香り」はブレンド&焙煎が違う4種類の商品があります。私は酸っぱい食べ物が好きなのに、コーヒーの酸味は苦手なので、全部で4種類ある商品の中で一番酸味が弱そうなふくよかブレンドを選びました。
●ふくよかブレンド|「復活の香り」商品一覧(現在は見られません)

「復活の香り」

焙煎豆の色は写真のように濃い目でした。
※クリックすると写真が拡大します。

ふくよかブレンドを選んだときには焙煎豆の色まで見ていなかったんですが、私は無意識のうちに濃い焙煎の豆を選んだんですよねー。デジタル焙煎の喫茶「まんそう」さんで「あんたは濃い焙煎のコーヒーが好きなんや」と言われたことを改めて納得しました。

好きなものって理屈じゃない。私が濃い焙煎が好きなのは本能みたいです♪

豆の香り→わずかだけど甘みがある♪

豆の香りって、「良い香り」「好きな香り」というのはわかるけどそれ以上はわからないなぁ、というのがこれまでの経験です。良い香り~と思えるだけで幸せな気分になれますから、それで十分だと思ってます。

「復活の香り」のふくよかブレンドの豆

ところが「復活の香り」。袋をあけて豆に鼻を近づけてみると、「ん?」「ん--ん?」「なんか甘いなぁ」と感じました。

焙煎豆を自宅で香ったのは初めてなので、他のコーヒーと比較してどうこう言うことはできないけど、思わず「香りが甘いですよね」とメールしてしまいました。

香ばしいなどの尖がった香りしかイメージしていなかったので、この香りは予想外でした。

挽いた香り→しっとり甘い!

今回のモニターを機に買ってしまったカリタのコーヒーミルで挽いた豆。パンフレットにコーヒー豆から抽出したコーヒーまで、段階によって違う香りを楽しんでほしいと書かれていたので、粉の香りもクンクンしてみました。

豆を挽いた「復活の香り」

筒状の木製ミルから”ほわっ”と甘い香り。豆よりももう少ししっとりした甘さが、ひとかたまりになって香ってきました。

頭に浮かんだイメージ図はバニラアイスの上のウェハース。どうしてウェハースなのか説明できませんが、豆がさらっとした甘い香りだったのと比較すると、それより形ある甘さのような気がしました。

まとめ

私、普段からレビューの文章が長いんですが、コーヒーの香りだけでこれだけ書けると思ってませんでした。

でも「復活の香り」を香って「甘い」と感じられたことがすごく嬉しかったです。そして、豆と粉の香りの違い=変化(動き)を感じられたことに興奮しました。コーヒーって面白いな、と。

面白いと感じたら誰かに話したくなるし、「復活の香り」についてはまだ書きたいことがあるので、レビューはさらに続きます♪

▼淹れかたにこだわる選べるセットは自分用&ギフトに。
「復活の香り」は通販限定販売:サントリー「珈琲工房」(現在は見られません)

>>続き:「復活の香り」と「VALKOINENのカップ&ソーサー」で新鮮な朝