大丸・松坂屋の料理研究家「藤野真紀子さん」監修 生(冷蔵)おせち

百貨店 大丸・松坂屋で店頭受取もしくは通販・お取り寄せできる生(冷凍)おせちを食べました。


今回レビューするのは料理研究家「藤野真紀子さん」監修のおせち。食べた感想は、伝統も押さえているけど、メインはフレンチ。ワインとコーヒーに似合うおせち、です。


とにかく、ワイン!!と思いました。

料理研究家「藤野真紀子さん」監修の生おせち

大丸梅田店と大丸ウェブショッピングとリンクシェアの企画で、2012年に実際に販売されるおせちを食べさせていただきました。口コミや感想が意外と少ない「おせち(お節)」ですので、淡々と食べた感想を書いていこうと思います。

この記事でレビューするのは料理研究家「藤野真紀子さん」監修のおせち。このおせちは、冷凍ではなく冷蔵の生おせちです。

料理研究家 藤野真紀子さんとは

藤野真紀子さんは、ニューヨークとパリでお料理を学ばれ、料理教室を約20年 主宰する料理研究家。今年は「フランス農事功労章シュバリエ」を叙勲されるなど、フランス食文化の講演も行っている方です。元・国会議員と説明するほうがピンとくる?

販売は、大阪では大丸梅田店、大丸心斎橋店や松坂屋高槻店。ほかに、大丸東京店、大丸札幌店と松坂屋名古屋店です。ネット通販では、宅配(生なので地域は限定)のほか12月31日に店頭で受け取ることもできます。

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大丸松坂屋オンラインストア


一の重、二の重はおせちというより、フレンチBOX

チキンガランティンフォアグラ入り、牛頬肉の赤ワイン煮込み、若鳥のラタトゥーユ仕立て、ロールケーキにマカロン。これが藤野真紀子さん監修のおせちのメニューの一例です。

これは一の重の写真です。

大丸・松坂屋の料理研究家「藤野真紀子さん」監修 生(冷蔵)おせち

伝統的なお節料理を毎年作ってきた立場からは「ええー」と思うぐらいにお節っぽくないお料理がチラホラ。「ええー」の意味を「珍しい、すごい♪」と思うか「ありえない!!」は人それぞれで、私は珍しいもの好きなので、前者でした。

二の重のチキンガランティンフォアグラ入り

藤野真紀子さんのお節はクリーミーで濃厚なのが多いですよ、と試食会でお隣だった方が教えてくれました。クリーミーで濃厚、好き~♪ (←周囲には止められている)

そこで、二の重の「チキンガランティンフォアグラ入り」を食べました。写真では中央の一番上に写っているものです。

大丸・松坂屋の料理研究家「藤野真紀子さん」監修 生(冷蔵)おせちの1メニュー
二の重のデザート

藤野真紀子さんはお菓子の書籍を数多く出版されているんですよね。スーツがお得意なので、と大丸の方からも説明いただきました。だから、おせちのスイーツも藤野さんオリジナル。

大丸・松坂屋の料理研究家「藤野真紀子さん」監修 生(冷蔵)おせちのデザート 大丸・松坂屋の料理研究家「藤野真紀子さん」監修 生(冷蔵)おせちのデザート

伝統の三の重

フレンチやスイーツの感想を書きましたが、三の重は伝統おせち。焼き鰆、田作り、昆布巻き、有頭海老、数の子に黒豆といった伝統的なお節が詰まっていました。

このお重は今年の大丸・松坂屋の特集お節の中で、サイズが一番大きいかったのが密かなポイント。やっぱり日本の伝統おせちは外せない、という気持ちの表れでは、と思いました。

大丸・松坂屋の料理研究家「藤野真紀子さん」監修 生(冷蔵)おせち

三の重が新年最初の食事なら、一の重二の重は元旦のディナーでしょうか。ワインをあけて乾杯って感じ。お昼に一の重でアフタヌーンティーに二の重のスイーツもありですね。

三が日という非日常な時間を、より一層特別なものにしてくれる、特別感のあるおせちでした。プラスと感じるかマイナスと感じるかは受け止め方に差がでるところですが、日本のおせちのイメージにはないメニューを多く入れているのが大胆で、このおせち独自の魅力だと思いました。

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