はなやか関西茶会記

2011年11月19日20日に大阪城で行われているはなやか関西茶会記というイベントに行ってきました。


大阪ではめずらしい音無茶を購入したり、学生さんが作ってくれた茶がゆを試食させてもらったり。


あいにくの雨でしたが、紅葉狩りをしながらのんびり楽しんできました。

熊野古道ウォークの話なども聞いてきました

今日はかなりの悪天候でしたね。それでも予定は予定。最近、毎週末はどこ01お出かけすることにしていて、今回は大阪城に行ってきました。

紅葉と大阪城天守閣

そんな大阪城で今日明日と行われているのがはなやか関西茶会記というイベント。はなやか関西~文化首都年~というのが関西を文化首都圏にすべく、行政・経済界・民間等が連携して進めている取組で、今回の茶会記が記念すべき第一回目。関西=お茶=宇治茶、大阪城=黄金の茶室=という少ない知識しか脳裏に浮かばないのが申し訳ない(笑。

二の丸庭園

私が立ち寄った二の丸庭園では野点席で茶会が催されたり、茶マルシェや茶の文化展として物販や学生たちの発表ブースが設けられていました。

二の丸庭園

左側のテントが茶マルシェや茶の文化展のブース。19日は悪天候でお客さんがまばらだったのが本当に残念。甲賀市のお茶、奈良の大和茶や京都の和束茶など、めずらしいお茶が出展していますし、20日は晴れたので野点席も華やかになるのでは☆

高校生や大学生がお茶をテーマにした取組などを発表していて、私もカテキンの効能などについて教わってきました。

細胞レベルの実験ですが、免疫抑制剤により増えた腎臓細胞の活性酸素をカテキンが減らすこと、カテキンには4種類あり組み合わせによって効果が違ったこと、アルコールにより肝臓が線維化(コラーゲンの作られる)けれど緑茶成分を加えることで線維化を後退させることができることなど。皆さん、説明がお上手でわかりやすかった。

最後に「肝臓の為にはお酒の飲み過ぎを止めるのが第一です」と超直球なアバイスを頂きました。はい。お酒は控えます(←けっこう本気)。

音無茶、茶がゆ、梅干しに山椒の新作&試作中のお菓子

二の丸庭園

関西3大学(立命館大学・和歌山大学・大阪観光大学)と熊野本宮協会・JAみくまのの「STAND UP ★ 熊野」では茶がゆなどをいただきました。ほうじ茶で作るおかゆは、和歌山の郷土料理ですよね。めはり寿し同様、かなりメジャーに食べられていた気がします。今回の茶がゆは学生さんの手作り。美味しかった☆

紅葉と大阪城天守閣

んで、こっちが山椒の実を練りこんだ生地で作った揚げ菓子みたいなの。山椒がピリッと効いてて甘さ控えめで大人な味。ちなみに和歌山は山椒の日本一の産地です(参考:和歌山県の資料 2009年)。

お隣ではJAみくまのさんが音無茶を販売していたのでお土産に購入。音無茶は広い意味では熊野本宮で作られたお茶のことを指し、地域を流れる音無川から名づけられたお茶。試作中の音無茶入りのお菓子をいただきましたが、お番茶もしくはほうじ茶の茶葉が入っているためとても香ばしいく独特の渋さが美味しい。これは好きかも~。

はなやか関西茶会記

熊野古道とか、近々行こうと思ってます

台風12号…。でも。熊野は色んな人が来ることを今も変わらず待っている気がします^^

熊野本宮観光協会さんからは熊野古道道普請ウォークの案内をいただきました。ほかには熊野古道旅プラン「熊野古道で山ガールデビュー」「家族で訪れる夏の木の国~和歌山の自然美満喫コース~」が紹介されていました。具体的な旅のプランがあると、とても行きやすくなるのでこのプランは私も参考にさせていただく予定。

ブースには最新の熊野古道旅の情報を知っている熊野本宮観光協会の方もいらしてたので、直接いろいろ教えてもらえるのがありがたいです♪

熊野古道道普請ウォーク

熊野古道ウォークと古道の復旧作業がセット(?)になったお得なツアー。新大阪駅もしくはJ和歌山駅からバスが出て、夜朝昼の3食付です。民宿/旅館プランのどちらかを選ぶことができ、行き先も龍神/本宮を選べます。

古道の復旧作業は土を運んで道を固める作業です。軽い作業ではありませんが、交通宿泊費込の8,500円(旅館プランは12,000円)というツアー代金はとてもお得になっています。
詳細は田辺市熊野ツーリズムビューロー

はなやか関西および茶会記関連リンク
熊野本宮関連リンク